雨の日の和歌山観光に!梅干し工場見学がおすすめ

白浜をはじめ、和歌山の観光の魅力といえば青い海。でも雨が降ってしまうと、その魅力も半減です。

でも和歌山には雨でも楽しめる観光スポットがあります!特におすすめは、和歌山県の名産である「梅干し」の工場見学。実際に土砂降りの中、私も訪れましたが雨でも楽しく観光できました。中田食品の工場見学と、梅干しを販売する紀州梅の里「なかた」をご紹介します。

和歌山で梅干し工場見学できる「中田食品」

よくスーパーで見かける「紀州梅ぼし田舎漬」。

中田食品は1897年に創業し、100年以上梅干しを作り続けている、和歌山を代表する梅干し加工業者。その工場は予約無し、無料で見学でき、梅干しの作り方を学ぶことができます。

スタッフはおらず、自由に中に入れます。

工場見学は特にスタッフの案内はなく、自由見学。「梅回廊」と書かれた場所から進んでいきます。

梅干しを漬ける場所。

こちらは梅干しを調味液に漬け込む場所。中田食品では梅農家から梅干しを仕入れ、製品化・販売を行っています。

中田食品工場内の作業風景。

土日は作業をしていないこともあるようですが、この日は梅干しのパック詰めを行っていました。

手作業で、丁寧に詰めてます。

スタッフさんの熟練の技、見てて飽きません。

みなべ・田辺の梅システムの説明。

面白かったのが、「みなべ・田辺の梅システム」。農作物を作ることに向かない痩せた土地を薪炭林と梅林を配置して活用し、約400年もおいしい梅を作り続けているシステムです。また、南高梅は実が大きいことが特徴ですが、これは1本の木からはじまり、それを徐々に増やしていったそうですよ。

いろいろな梅干しが購入可能!紀州梅の里「なかた」

中田食品の本社直売店、紀州梅の里「なかた」

工場見学のあとは、紀州梅の里「なかた」で梅干しを購入。さまざまな種類の梅干し、梅酒、梅加工品をお土産に買えます。

おいしかった「紀州本漬け梅干(400g 1,620円)」

最も甘い梅は塩分3%の「はちみつ梅(230g 税込1,000円)」で、甘くまろやかな味わい。梅と塩のみの昔ながらの原料で作った梅干しは塩分22%の「紀州本漬け梅干(400g 1,620円)」です。私は酸っぱい梅干しが好きなので、紀州本漬け梅干を購入しました。

土砂降りでも、室内なので濡れない!

雨でもすべて室内で濡れずに楽しめる、中田食品の工場見学。ちなみに近くに「紀州梅の里なかた あおい店」もあり、こちらは工場見学はできないのでご注意ください。白浜にも近いので、白浜のホテルにチェックインする前に訪れるのもおすすめめすよ。

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