和歌山「ホテル浦島」が人気の理由は?料金は約1万円〜

「和歌山に洞窟露天風呂が楽しめる宿がある」と知ったのは、5年以上前。「ホテル浦島」は関西ではかなり有名なホテルですが、関東からは行きにくく、なかなか訪れることができませんでした。

旅が自由に楽しめるようになり、念願のホテル浦島に宿泊!実際に泊まることで、人気の理由がよくわかりました。源泉かけ流しの温泉も、生マグロ食べ放題も、最高です。

ホテル浦島が人気の理由は?

オーシャンビューの「ホテル浦島」。

ホテル浦島は和歌山県那智勝浦の海沿いにあるリゾート&スパ。1956年(昭和31年)に創業し、昭和のレトロな雰囲気も楽しめます。

1.洞窟風呂もあり。湯めぐりが楽しめる

引用元:ホテル浦島HP

ホテル浦島が人気の理由は大きく3つあり、まず1つ目は6つの温泉。洞窟風呂「忘帰洞」、洞窟風呂「玄武洞」、「滝の湯」、「ハマユウの湯」、「磯の湯」、「遙峰の湯(山上館宿泊者限定)」の湯めぐりを楽しめます。特に忘帰洞は海が目の前の超巨大な天然洞窟露天風呂に入ることができ、まさに大絶景!自然にできた洞窟には古くから温泉が湧き出て、平安時代の貴族もその湯を楽しんでいたんだとか。迫力ある太平洋の波音に耳を傾けながら、源泉かけ流しの温泉で湯浴みができます。

2.リーズナブルな客室も、優雅な客室も選べる

リーズナブルな「本館・和室」。オーシャンビュー!

2つ目の人気の理由は、泊まりやすいリーズナブルな価格も選べること。2名1室約1万円〜宿泊可能で、客室は「本館」「なぎさ館・日昇館」「山上館」から選ぶことができます。館内はとてつもなく広く、どの建物に泊まるかは湯めぐりする上で大切なポイント。最もお得な客室は「本館・和室」で、有名な大洞窟風呂「忘帰洞」も本館にあり、朝晩と何度も行きやすいのがメリットです。

山上館は2018年にリニューアルし、ワンランク上の滞在ができますが、日昇館にあるもう一つの洞窟風呂「玄武洞」に行くのは端から端まで歩くことになります。ただ、「遙峰の湯」に入れるのは山上館宿泊者だけなので、すべての温泉に入りたい人は、山上館一択になります。

3.那智勝浦特産の「生マグロ」が食べ放題!

生マグロ食べ放題!

3つ目の人気の理由は、生マグロ食べ放題!那智勝浦漁港は生マグロ水揚げ日本一で、ホテル浦島では夕食バイキングで生マグロを好きなだけ楽しめるのです!

お寿司も生マグロ。

バイキング会場は日昇館のサンライズ。生マグロを寿司、刺身で堪能できます。私が行った時はキハダマグロが食べ放題で、部位は赤身が中心。時折りトロッぽい部分も並んでいました。

マグロだけをおかわりできちゃう幸せ。

全く臭みのない、ねっとり濃厚な生マグロを、食べられるだけ食べるなんて、本当に贅沢でした……!

船で竜宮城へ?ホテル浦島へのアクセス

亀が竜宮城へと連れていってくれる?

ホテル浦島のユニークなポイントがアクセス。まるで「浦島太郎」が竜宮城に向かうかのごとく、勝浦湾の桟橋から亀の形をした送迎船に乗り、宿を目指します。約5分の短い船旅ですが、テンションが上がりますよ!

ホテル浦島の船乗り場。駐車場は約2km先。

ただし、ホテル浦島は駐車場(無料)が約2km離れたところにあり、そこから送迎バスに乗って、桟橋へと向かうイメージのため、利便性は低いです。宿に行ったら、もう車には戻らないと考えた方が良いでしょう。もし大きな荷物がある場合など、駐車場から船に乗らず、直線宿へと向かうことも可能です。

まるで温泉のテーマパークのごとく湯めぐりを楽しみ、生マグロ食べ放題を大満喫できる「ホテル浦島」。個人的には本館・和室でオーシャンビューも楽しめたので、リーズナブルな客室で大満足でした。参考にしてみてくださいね!

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