岐阜「モザイクタイルミュージアム」アクセス&お土産をチェック!

モザイクタイルミュージアムは岐阜県多治見市笠原町にある、タイルをテーマにした博物館。タイルの文化を歴史を学びながら、おしゃれなタイルの施行例を見られます!フォトジェニックなのでSNSに映える写真が撮れることでも人気。アクセスやお土産にぴったりなタイル、そしてワンコインで楽しめる体験もご紹介します!

モザイクタイルミュージアムへのアクセス

モザイクタイルミュージアムへのアクセスは、バスで。時刻表をチェック。

モザイクタイルミュージアムへはバスでアクセス可能です。多治見駅に到着したら、南口のバスターミナルへ。

そこから「2番」バス乗り場に行き、笠原線の「東草口」行きもしくは「羽根」行きに乗車。所要時間は約17分で、「モザイクタイルミュージアム」バス停で下車して到着です。

・「笠原線」時刻表
https://tohtetsu.co.jp/rosen/timetable/#01

岐阜県多治見市「モザイクタイルミュージアム」

バスを降りると、徒歩1分でモザイクタイルミュージアムに到着。まず驚くのはその外観!のどかな田舎道に突如と現れる現代アートのような建物で、独創的な建築で有名な建築家・藤森照信さんの設計です。タイルの原料を掘り出す採土場がイメージされているそう!ところどころにタイルが埋め込まれていて、まるで絵本の世界のような可愛い建物です。

横はこんなかんじです。

横を見ると、ブラウンの外装壁タイルがカーブに合わせて敷き詰められています。

絵本の世界のよう。

木のドアを開けて(意外に自動ドアでした)中に入り、入館料(個人310円)を支払い。2022年5月現在、入館に予約は必要ありません。体験工房「ワンコイン工作(500円)」は申込⽇の前⽇16時までに電話予約が必要ですが、当日でも空きがある場合体験可能です。

モザイクタイルミュージアム4階。

ミュージアムは1階が体験工房&お土産を買えるショップ、2階が今流通しているタイルの施行例を見ることができるエリア、3階が多治見のモザイクタイルの製造工程や歴史について、4階が地元をはじめ全国各地から集められたモザイクタイル画のコレクションです。案内に従って階段を登って、4階→1階の順番に進みます。エレベーターもありますが、登り窯のような土の大階段も見どころなのでぜきれば階段で!

モザイクタイルミュージアム3階。

多治見市笠原町は施釉磁器モザイクタイル発祥、そして全国一の生産量を誇る地。3階ではタイルの作り方を資料や映像とともに学ぶことができます。タイルってこうやってできるのか〜と感心しっぱなしでした。歴史も面白く、西洋の文化として入ってきたモダンなタイルは高度経済成長期に生産量が拡大し、人手不足に陥り集団就職も行われたほど。笠原町はタイルを作る人たちで溢れかえっていたようです。

モザイクタイルミュージアム2階。

2階はコンシェルジュが常駐し、実際に家や店の施工を相談できます。私は真鍮の文字にモザイクタイルで作られた看板に惹かれました!お店やるならこんな看板がいい。

2階では一部タイルがお土産として購入可能。大きな10cm角のタイル(税込160円)はコースター代わりになります!100円均一でコルクを購入し、後ろに接着剤で貼り付けると、テーブルを傷つけないとコンシェルジュに教えていただきました。

選びきれない!タイルをお土産に

モザイクタイルミュージアムの1階ショップ。詰め放題が楽しい!

1階ショップではさまざまな種類のタイルを1枚から購入可能。詰め放題もでき、好きなタイルを袋につめてお得な値段で買うことができます。枠、目地など工作に必要なものも手に入ります。

私の憧れの「コラベル」=「ランタン」。

私は以前建築関係の仕事に携わっていたことがあり、名古屋モザイクの「コラベル」が憧れのタイルでした。そのコラベルという商品は、笠原町で作られているタイル「ランタン」をシート状で売っているものだそうです。モザイクタイルミュージアムのショップでは「ランタン」を1枚ずつ購入できます!

私はコラベル9枚と木枠を購入し、鍋敷きを作る予定です。重たかったので、目地材は近くのホームセンターで購入することにしました。

ワンコインで作れる!体験⼯房ワンコイン工作

体験⼯房ワンコイン工作で選べるタイルたち。

500円で体験できるワンコイン工作。コースター、タオルハンガー、フォトフレーム、ストラップの4種類から土台を選び、自分の好きなタイルを選んで貼り付けていきます。

ボンドを貸してくれます。

私はコースターをチョイスして、6角形のモザイクタイルの白・グレーを並べていきました。

完成!

良い感じ!可愛くできました。

周辺にあるスーパーに立ち寄り。帰りもバスで多治見駅へ

帰りも同じようにバスで多治見駅へ。時間が余ったら、周辺にある食品や美濃焼を販売しているスーパー「マルナカストアー」に寄るのもおすすめです。タイルを使ったインテリアも展示されてましたよ。ちなみにモザイクタイルミュージアムのスタッフさんに周辺観光について伺ったところ、「徒歩だと難しいですね…」という回答でした。

多治見駅へは名古屋駅からJR中央本線快速・瑞浪行で約35分なので、名古屋観光と合わせていくのも良いスケジュールですよ。

営業時間・アクセス

  • 住所:岐阜県多治見市笠原町2082-5(google mapを開く
  • 多治見駅よりバスで約17分
  • 営業時間:9:00〜17:00
  • 定休日:月(休日の場合は翌平日)
  • 公式HP:https://www.mosaictile-museum.jp/ ※最新情報はこちらから