2019年、東京・南町田に誕生した「スヌーピーミュージアム」。オープン当初かなり話題となりずっと気になっていた観光スポットで、やっと行くことができました!
スヌーピーミュージアムとは
スヌーピーミュージアムは世界で唯一となる、アメリカ・カリフォルニア州サンタローザにあるシュルツ美術館の分館。2016年に期間限定で六本木にありましたが、大好評の末に常設としてオープンした美術館です。
アクセスは東急田園都市線の南町田グランベリーパーク駅から徒歩約3分。駅直結の南町田グランベリーパーク内にあり、駅構内から可愛いスヌーピーに導かれるように進むとミュージアムに到着します。
料金は当日券・大人2000円ですが、前日20時まで販売している前売券は大人1800円と200円割引の価格です。イープラスから予約・QRコードの入場券を選択すれば、発券する必要もありません。
そもそもスヌーピーって?作者は?
スヌーピーミュージアムの紹介前に、作者やキャラクターについてをおさらい。これを頭に入れておくとくだけで、スヌーピー初心者でも楽しめると思います。
スヌーピー:漫画「ピーナッツ」に登場する犬のキャラクター
チャーリー・ブラウン:スヌーピーの飼い主
サリー:チャーリー・ブラウンの妹
ライナス:チャーリー・ブラウンの親友、毛布大好き
ピーナッツ・ギャング:ピーナッツに登場するキャラクターみんなを指す
作者:チャールズ・モンロー・シュルツ
映像も展示も可愛い!資料たっぷりの常設展
入場後、最初の展示は「オープニング・シアター」。スヌーピーと仲間たちが生き生きとした動きでお出迎えしてくれます。続く「チャールズ・シュルツ・ギャラリー」では作者のチャールズ・モンロー・シュルツ氏の生い立ちやビーナッツの歴史が展示。映像でシュルツ氏が実際にスヌーピーたちを描く様子が見られ、その絶妙な線の描き方がすごかったです……!
「ピーナッツ・ギャング・ギャラリー」は定番のエピソードやキャラクターたちの紹介。アメリカ生まれのピーナッツはもちろん英語ですが、和訳も展示されているのでとてもわかりやすいです。ピーナッツミュージアムは細かやな展示が数多く、パッとみるなら30分くらいで見られますが、隅から隅まできちんと読もうとするとかなり時間がかかります。わたしはゆっくり見たい派なので、所要時間は約2時間でした。
スヌーピーミュージアムではユニークなピーナッツ・ギャングたちの様子が生き生きと紹介されていて、どんどんピーナッツが好きになっていきます。チャーリー・ブラウン、ルーシー、ライナス、リラン、シュローダー、マーシー、ペパーミント パティ、ピッグペン、フランクリン、ウッドストック……ベートーベンを弾くシュローダー、好きだなぁ^^
途中でテラスに出られる場所があり、ここにはゴルフをしているスヌーピーのフォトスポットがあります!たくさんのスヌーピーが見守る中、果たしてスヌーピーはうまく打てるのか……?みんなのざわざわする声が聞こえてきそうな可愛いスポットでした。
「スヌーピー・ルーム」はスヌーピーミュージアムの一番の見どころ。ライナスの毛布ですやすや眠る全長約8mの巨大スヌーピー「スリーピング・スヌーピー」がどどーんと横たわり、その周りに5体の「ティディベア・スヌーピー」「おねぼけ・スヌーピー」「なが鼻・スヌーピー」「ハロウィン・スヌーピー」「スライディング・スヌーピー」が並んでいます。全部可愛い!
企画展「スヌーピーと、きょうだい。」
2021年1月16日(土)~ 7月11日(日)は企画展「スヌーピーと、きょうだい。」が開催。スヌーピーのきょうだいスパイク、ベル、マーブルス、アンディ、オラフにフォーカスした企画展です。
わたしはアグリードッグコンテストに出場するオラフのエピソードがめちゃくちゃ好きでした……!このブサかわなかんじがたまらなく可愛い。
まさかのスヌーピーが肺炎になるというエピソードで、きょうだいたちが駆けつけてくれたシーンがフォトスポットになっています。自分も入ってスヌーピーを見守るように写真が撮れます!スヌーピーのきょうだい愛が伝わり、とても癒されるエピソードでした。
スヌーピーミュージアム限定品。カプセルトイ
最後はショップでお買い物。ここはミュージアムと繋がっているので、ショップだけ来ることはできません。タオル、お菓子、ぬいぐるみなどたくさんのグッズがある中で、わたしが選んだのがカプセルトイ!全5種類で、ビーグル・スカウト、凧食いの木、フットボール、きょうだいたち、フレンズのどれかが当たります。
企画展でオラフに心を掴まれていたので「きょうだいたちがいいなぁ」と思って開けたら、これが当たってとっても嬉しかったです!海洋堂の商品なので精巧なつくりで、660円も納得のクオリティー。
最後に!見逃しがちな「トイレ」に行くことをお忘れなく……。女子トイレはあの2人がおしゃべりしてましたよ。
すっかりスヌーピーの魅力にはまってしまい、このあとはスヌーピーカフェへ。こちらは次の記事でご紹介します。
スヌーピーミュージアムはゆったりと可愛いスヌーピーの魅力に浸れる素敵な美術館でした。ただテーマパークのような面白さはなくアカデミックな美術館なので、小さな子供向きではなさそうです。大人なら友達と行っても、ひとりで行っても楽しめます!
営業時間・アクセス
- 住所:東京都町田市鶴間3-1-1(google mapを開く)
- 南町田グランベリーパーク駅より徒歩約3分
- 営業時間:10:00-18:00(入場は17:30まで)
- 定休日:年中無休(8月17日は休館)
- 公式HP:https://snoopymuseum.tokyo/ ※最新情報はこちらから