ドバイメトロの乗り方は?
ドバイ旅行の移動に便利なドバイメトロ。ドバイ国際空港からドバイモール、バージュカリファなど観光スポットに行ける観光客の味方です。「ノルカード」「ノルチケット」という乗車券を購入し乗車するのですが、ちょっと複雑でわかりにくい。ドバイメトロの乗り方をご紹介します。
旅行者はシルバーorレッド!乗車券について
ノルカードは5種類あり、「どれを買えばいいの?」と悩ませる要因。
- シルバー
- レッド
- ブルー
- ゴールド
- パーソナライズゴールド
でも旅行者はシルバーもしくはレッドを選べばOKです!ゴールドはゴールドクラスの車両に乗れる特別なチケット、ブルーは定期券のイメージで長期滞在者向けとなります。
シルバーのノルカードって?
- 価格:AED 25
- うち乗車料金として使えるのはAED 19
- 窓口で購入
- 改札入場には最低AED 7.5をチャージしておくべし
シルバーのノルカードは日本のSuicaやPasmoといった交通系ICカードと同じイメージ。AED 25でそのうちAED 19があらかじめチャージされており、AED 6が発行手数料。チャージがなくなったら窓口もしくは券売機でチャージします。
レッドのノルチケットって?
- 価格:AED 2
- 運賃をその都度チャージ
- 窓口もしくは券売機で購入
レッドのノルチケットは日本の切符のようなイメージ。発行手数料としてAED 2、そして日本で切符を買うように、乗る区間の運賃をその都度チャージします。チャージできる上限回数は10回までです。
シルバーとレッドどっちを選べばいい?
T1 | T2 | T3 | |
シルバー | AED 3 | AED 5 | AED 7.5 |
レッド | AED 4 | AED 6 | AED 8.5 |
※T1(ティア1)=1ゾーンもしくは2ゾーンでも3km以内の運賃
T2(ティア2)=2ゾーンを移動したときの運賃
T3(ティア3)=3以上のゾーンを移動したときの運賃
シルバーとレッドでは運賃が変わります。上の表のように、例えばT1であればレッドはAED 4、シルバーはAED 3でシルバーの方がAED 1お得。発行手数料を計算すると、5回以上乗る場合シルバーがお得となります。
ゾーンは発券機にある表で確認可能。
1日で5回以上乗るならレッドの1日乗車券
ただし1日で5回以上乗る場合はレッドに1DayTicket(1日乗車券)があるため、レッドがお得。価格はAED 20となります。
めんどくさがりさんはシルバー
「4回か5回乗るかも」という微妙なひとにおすすめなのはシルバー。なぜならレッドは乗車のたびに切符を買うように運賃をチャージしなければいけないため、めんどうなのです。
アブダビにバスで行くひとはシルバー
ドバイ旅行で人気のアブダビ日帰り観光。バスで2時間ほどで行け、ノルカードでAED 25の支払いが必要となります。そのときレッドチケットは使えないため、アブダビに行く予定がある方はシルバー一択。ちなみにアブダビ発のバスでもドバイのシルバーノルカードは使用できるため、あらかじめAED 50のチャージをしておくのがおすすめ。
ドバイメトロの乗り方はタッチするだけ
チケットを購入したら、乗るときは日本の電車と同様改札のセンサーにタッチするだけ。ノルカードは最低AED 7.5入っていないと入場できないのでご注意くださいね。出るときも改札のセンサーにタッチすればOKです。
女性・子供専用車両があります
メトロには女性・子供専用車両がありますので、男性は入らないようにご注意ください。
飲食・居眠り厳禁
ドバイではメトロ内で飲食・居眠りをすると罰金対象になります。日本感覚でつい水を飲んだりガムを噛んだりしてしまいそうになりますが気をつけましょう。
最新の料金は現地でご確認を
ドバイメトロの運賃やノルカード発行手数料は、年々変わっています。公式HPもしくは現地に置いてあるパンフレットでご確認くださいね!
◼️Roads & Transport Authority – Public Transport
https://www.rta.ae/wps/portal/rta/ae/home?lang=en
※訪問日:2024年2月