「星のや」どこに泊まる?「星のや軽井沢」がおすすめ!

星野リゾートの中でも、最高位のブランドとして人気を博している「星のや」。現在は軽井沢・東京・富士・京都・沖縄・竹富島・バリ・台湾と8か所あり、2026年6月25日には奈良にもオープンします。

どの施設も圧倒的非日常を届ける素敵な宿なのですが、星のや全施設を取材した筆者がまずおすすめするのは「星のや軽井沢」。ここは星野リゾートが「星野旅館」として運営をスタートした、いわば歴史の「はじまりの場所」で、世界観を体感するのにぴったりの施設なのです。

宿泊者しか入れない……美しすぎる「棚田ラウンジ」

星のや軽井沢へのアクセスは軽井沢駅から車で約10分。ハルニレテラスをはじめとする観光地「軽井沢星野エリア」にありながら、ここだけは日帰りでは入れない宿泊者限定の施設です。「レストランだけ利用……」というのも許されず、足を踏み入れられるのは宿泊者だけ。だからこそ特別感があり、記念日など思い出に残したい旅におすすめです。

私が星のや軽井沢で最も好きな場所が「棚田ラウンジ」。オンサイト計画設計事務所の長谷川 浩己さんがデザインしたランドスケープの中で、ゆったりとくつろげる癒やしスポットです。もともとあった木々を活かしつつ、眺めの良い場所にはウッドデッキとチェアを。チェアは施設の各所に置いてあるので、各々がお気に入りの場所を見つけることができます。

棚田ラウンジでは15:00〜17:00に「谷のひととき(無料)」を実施。内容はその時々によって変わり、この日はくるみ団子とお茶をいただきました。スタッフが炒ったくるみを自分で擦り、お団子にトッピング。美しい景色を見ながら味わうと、おいしさも増します。

棚田ラウンジ近くにはライブラリーラウンジがあり、そちらに置いてあるフリードリンクを持ってくることも可能です。ドリンクは時間帯や季節によって変わり、この時は「シードル」に舌鼓。夜には日本酒が提供され、自由にお酒を楽しめるのも旅の気分を上げてくれます!

地形を活かした建築。棚田から着想を得た「日本料理 嘉助」

「日本料理 嘉助」も、私が星のや軽井沢で大好きな場所の一つです。棚田からインスパイアを受けた空間は、唯一無二の美しさ……。建築設計は東環境 建築研究所の東 利恵さん、照明デザインはICE 都市環境照明研究所 武石 正宣さんが担当。巨石の力強さ、そして傾斜を活かした高い天井ーー空間美を堪能しながら味わう料理は格別です。

季節のうつろいを感じる、日本の温泉旅館らしい料理も心温まります。夕食の献立は2か月ごとに変わり、5月の山の懐石「風薫る向夏の候」では小鮎葛粉揚げや福子新茶味噌焼きなどで初夏の味覚を堪能しました。信州の蔵元「橘倉酒造」と星のや軽井沢が共同醸造した特別純米吟釀「雁と月と」は星のや軽井沢でしか飲めないので、マストチェックです!

朝食は「一物全体食」をコンセプトに、野菜を丸ごと使用し、旨味を最大限に引き出した「出汁」を使った料理が特徴です。この日は旬のたけのこやわかめを入れた「若竹鍋」で堪能しました。この出汁が本当においしくて。。。野菜だけと思えない旨味であふれ、何度食べても、毎回感動してしまう味です。

自分にぴったりな客室を。客室の選び方

星のや軽井沢には3タイプの客室があり、星のや軽井沢のランドスケープを最大限に楽しみたい人には「水波の部屋」がおすすめ。敷地内を流れる湯川沿いにあり、うるおいあふれる豊かな自然を満喫できます。ただ、敷地内に溶け込むように位置し、窓の外を見ると、人が通ることも。そういった点を、気にせずにリラックスできる人におすすめです。

「山路地の部屋 2階」は、星のや軽井沢の向かいにある森を見渡せるビューがとても美しい客室。人の往来などが気にならず、プライベートな空間で自然を見られるのがポイントです。デメリットはエレベーターがないので、階階段の上り下りが苦ではない人向け。もちろん、良い運動にはなります!足腰が強くない人と一緒に行く場合、バリアフリーの客室もありますよ。

ほかにもたくさん、おすすめポイントがあるのですが、書ききれないので箇条書きでまとめておきます。

・「とんぼの湯」と「メディテーションバス」の2つの源泉かけ流しの温泉に入れる

・上質なスキンケアブランド「LIRIO」で、クレンジングからクリームまでステップケアできる

・名物のお土産「どら焼き」がおいしい

・隣接する野鳥の森でピッキオのネイチャー体験が楽しめる

・敷地内にある水力発電やヒートポンプシステムなどで、エネルギーの約7割をまかなっているサステナブルな施設

星野旅館からはじまった星野リゾートの歴史を感じ、ラグジュアリーな自然滞在ができる「星のや軽井沢」。沖縄の伝統的な赤瓦屋根のヴィラに泊まる「星のや竹富島」や、ウブドの東南アジアらしい自然に身体丸ごと没入する「星のやバリ」も最高でしたが、星のや初めてであれば、何はともあれ、「星のや軽井沢」に行くのがおすすめです。星野リゾートが提案する“圧倒的非日常感”とは何かを、余すことなく体験できますよ。

星のや軽井沢の概要・アクセス

※訪問日:2026年5月