京都・和菓子のお土産6選。老舗やチリメン山椒もチェック

京都で購入したいお土産といえば、歴史ある「和菓子」。定番の八つ橋から、老舗店の京都限定品まで、選びきれないほどのラインナップですよね。筆者が京都で和菓子巡りをして「おいしい!」と感じた京都の和菓子をご紹介します。

1.とらやの京都限定羊羹「白味噌」「黒豆黄粉」

とらやの京都限定羊羹「白味噌」「黒豆黄粉」
とらやの京都限定羊羹「白味噌」「黒豆黄粉」

室町時代後期、1500年代に京都で創業した「とらや」。全国的に有名な和菓子店ですが、京都でしか購入できない羊羹があることをご存知でしょうか。それが京都限定羊羹「白味噌」と「黒豆黄粉」です。私が購入した時は賞味期限が10ヶ月先で、賞味期限が長いお土産を探している人におすすめ!

とらやの京都限定羊羹「白味噌」「黒豆黄粉」
とらや「白味噌」292円(税込)「黒豆黄粉」292円(税込)

京都限定羊羹「白味噌」は白あんに西京白味噌のしょっぱさが加わった、遊び心のある羊羹。塩キャラメル的なイメージでとってもおいしかったです。リピ確定。

原材料:砂糖(国内製造)、豆類(白小豆、手亡、福白金時)、白味噌(大豆含む)、寒天

京都限定羊羹「黒豆黄粉」はほんのりと繊細なきな粉が香ばしい、白あんの羊羹。きな粉は京都産の黒大豆と大鶴大豆をまるごと煎りあげています。上品な甘さで食べやすく、甘すぎない羊羹が好きな人におすすめです。

原材料:砂糖(国内製造)、豆類(白小豆、手亡、福白金時)、寒天、黒豆きな粉(大豆を含む)、きな粉

購入店舗:京都タカシマヤ
住所:京都府京都市下京区四条通河原町西入真町52番地 髙島屋京都店 地下1階
HP:https://www.toraya-group.co.jp/toraya/shops/detail/?id=58

2.幸福堂「ごじょうぎぼし最中」弁慶・牛若丸

幸福堂「ごじょうぎぼし最中」弁慶 248円(税込)、牛若丸 195円(税込)
幸福堂「ごじょうぎぼし最中」弁慶 248円(税込)、牛若丸 195円(税込)

1868年(明治元年)創業の京菓子老舗「幸福堂」。牛若丸と弁慶が出会った「五条大橋」近くにあり、その橋の擬宝珠(ぎぼし)をモチーフにした「ごじょうぎぼし最中」が人気です。

幸福堂「ごじょうぎぼし最中」弁慶
はみでるほどあんこが詰まっているのが、「ごじょうぎぼし最中」弁慶。

「ごじょうぎぼし最中」は「弁慶」と「牛若丸」の2種類があり、あんこがたっぷり入っているのが「弁慶」。最高級もち米として名高い滋賀羽二重糯(しがはぶたえもち)を使った皮に、丹波大納言小豆の餡が詰まっています。弁慶は表面のつるっとした食感も楽しみつつ、大粒の小豆のおいしさをたっぷり堪能できます。牛若丸は上品。私はあんこが大好きなので、弁慶派でした!

購入店舗:幸福堂本店
住所:京都府京都市下京区松原通河原町西入松川町388-2
HP:http://www.ko-fukudo.com/

3.ぼうだい本舗「栗甘納糖」「渋皮栗甘納糖」

ぼうだい本舗「栗甘納糖」540円(税込)「渋皮栗甘納糖」540円(税込)
ぼうだい本舗「栗甘納糖」540円(税込)「渋皮栗甘納糖」540円(税込)

1902年創業の先斗町に本店がある「ぼうだい本舗」。あまなっと(甘納豆)専門店で、栗、小豆、芋、くるみなどさまざまなあまなっとを販売しています。

ぼうだい本舗「渋皮栗甘納糖」540円(税込)
ジェイアール京都伊勢丹限定の「渋皮栗甘納糖」。

黄色の美しい「栗甘納糖」は上品な栗の甘みが口いっぱいに広がります。頬張るほど大きい、ごろっとした栗を一口で食べる贅沢!幸せです。

「渋皮栗甘納糖」はジェイアール京都伊勢丹限定品。皮に砂糖がまぶされサクサク感も楽しみつつ、ごろっと甘い栗を味わえます。より深みある味わいで、私は渋皮派!

購入店舗:ジェイアール京都伊勢丹
住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
HP:https://www.mistore.jp/store/kyoto/shops/foods/foods.html

4.聖護院八ッ橋総本店「聖 にっき」「聖 宇治」「聖 抹茶」

聖護院八ッ橋総本店「聖 にっき」「聖 宇治」「聖 抹茶」各270円(税込)
聖護院八ッ橋総本店「聖 にっき」「聖 宇治」「聖 抹茶」各270円(税込)

江戸時代前期の1689年(元禄二年)に創業した聖護院八ッ橋総本店。京都の定番土産第一位と言っても過言ではない「八ッ橋」のお店です。紹介しなくても良いかもしれないほど有名ですが、箱ではなく1袋5個入りはバラマキ土産にもぴったり。

聖護院八ッ橋総本店「聖 にっき」「聖 宇治」「聖 抹茶」各270円(税込)
抹茶の生八ッ橋生地&抹茶あんの「聖 宇治」と、抹茶の生八ッ橋生地&つぶあんの「聖 抹茶」

わかりにくいのが同じ抹茶色の「聖 宇治」と「聖 抹茶」。同じく抹茶の生八ッ橋生地で包まれているのですが、中の餡が違います。「聖 宇治」は抹茶あんで、「聖 抹茶」はつぶあん。賞味期限がギリギリになっても柔らかいままで、さすが人気のお土産。さらに一度開封してもジップロックに入れて保存しておいたら、3日経っても硬くなりませんでした。

購入場所:京都タカシマヤ
住所:京都府京都市下京区四条通河原町西入真町52番地 髙島屋京都店 地下1階
HP:https://shogoin.co.jp/

5.末富 京都限定「京ふうせん」

末富 京都限定「京ふうせん」1,296円(税込)
末富 京都限定「京ふうせん」1,296円(税込)

1893年(明治26年)創業の「末富(すえとみ)」。「末富ブルー」と呼ばれる色目の包装紙がとても美しく、お世話になっている人や上司へのお土産にぴったりの和菓子店です。

末富 京都限定「京ふうせん」1,296円(税込)
5月の京都限定「京ふうせん」。

東京や大阪にもお店がありますが、京都限定「京ふうせん」は京都でしか購入できない逸品。小さい麩焼き煎餅をふうせんに見立て、平安時代の女官装束から着想を得た「赤・白・青・緑・黄」の5色で彩っています。定番品は丸い煎餅のみで、京都限定品は4月は桜、5月は兜といったように季節を感じる煎餅があしらわれているのが特徴です。

煎餅は口に入れた瞬間にスッと消えて無くなる、口溶けの良さ!風船のように儚く、上質な甘さに手が止まりません。平安時代に想いを馳せる、特別な和菓子です。

購入場所:京都タカシマヤ
住所:京都府京都市下京区四条通河原町西入真町52番地 髙島屋京都店 地下1階
HP:https://www.kyoto-suetomi.com/

6.寛永堂「大納言清澄」「丹波黒」「豆あられ」

寛永堂「大納言清澄」140円(税込)「丹波黒 ラズベリー」680円(税込)「豆あられ 山椒」380円(税込)
寛永堂「大納言清澄」140円(税込)「丹波黒 ラズベリー」680円(税込)「豆あられ 山椒」380円(税込)

寛永七年(1630年)創業と、約400年近くも歴史がある「寛永堂」。東京の百貨店などでも購入できる有名なお店ですが、京都・四条に本店があります。四条本店ではさまざまなラインナップから購入できるほか、茶寮(カフェ)があるのでお茶休憩にもおすすめ。やみつきになる豆菓子「丹波黒」や「豆あられ」はしょっぱい・おつまみ系のお土産にぴったりです。

しゃりしゃり感がおいしい寛永堂「大納言清澄」。
しゃりしゃり感がおいしい寛永堂「大納言清澄」。

「大納言清澄」は乾燥した寒天のしゃりしゃりとした食感が楽しめる上品な和菓子。大納言小豆を寒天で閉じ込め、ふっくらとした大粒の小豆のそのものの繊細なおいしさを一粒ずつ堪能できます。

購入場所:寛永堂 四条本店
住所:京都市中京区四条通先斗町西入る柏屋町171-3
HP:https://www.kaneido.com/index.html

番外編.たきものゑびす「チリメン山椒」

たきものゑびす「チリメン山椒」 60g 972円
たきものゑびす「チリメン山椒」 60g 972円

和菓子ではないですが、合わせておすすめしたい京都のお土産がたきものゑびす「チリメン山椒」。ちりめん山椒の老舗「はれま」で修行を積んだ店主が、伝統を守りながら独自の製法で作っています。チリメン山椒は京都の人気土産でたくさんの商品がありますが、たきものゑびすのチリメン山椒はアミノ酸無添加。原材料は国産いわし稚魚と塩を使ったちじめんじゃこ、山椒、醤油、酢、だし(かつお・昆布)です。ごはんにかけると山椒の雅な味がふわりと香り、絶品!賞味期限も長めです。

ご紹介したのは、筆者が京都を歩き、地元・京都の人におすすめを伺って購入した和菓子。これからも更新予定なので、「これもおいしいよ!」という情報がありましたら、ぜひ情報提供お待ちしています。